自分の中の心の対話を書くことで見直す
今日の自由連想。
この自由連想の作業を始めるとき,何を書くかは考えていない。書いているその場で次の文字を考えていく。その場の思いつきだけで書いていくのだ。この作業では,心理的に盛り上がったり,盛り上がったりしない。感情の起伏はまったくない。平らな心のままである。しかし,この作業が終わると,もやもやしたものが取れるので不思議である。逆に考えれば,心にもやもやが生じたときに,この作業がしたくなるのかも知れない。
今日は,VOX に登録してから1年になるので,無理矢理書いているのである。もやもやがないので書くことがないはずなのに,書けるのはなぜか。心の中では常に言葉で会話しているからである。その会話は自分の中から生まれたものである。
普段の生活において,自分の内部と外部との情報の流れを観察したとき,内部から外部への発信よりも,外部から内部へ流れ込んでくる情報の方が圧倒的に多い。新聞を読んだり,ブログを読んだり,テレビを見たり,ラジオを聞いたりするとき,情報は外部から内部に流れ込む。逆に内部から外部へ流れ出す情報はほとんどない。
これではバランスがあまりにも悪いので,何かしらの方法で外部に情報を発信する必要がある。その方法の1つが,この自由連想の作業なのである。仮にこの文章を公開しないことにしたとしても,この作業は内部からの発信になるし,受け取り手も少なくとも1人はいる。自分である。自分で書いたものを自分で読むというループに意味はあるのかという疑問も湧くが,経験上,意味があると自信を持って言える。心の内部だけで対話をしているのとは別の視点から自分の思考を見直すことができるのだ。
そして心が少しだけ楽になる。